合宿期間は短いとも長いとも言えますが、二週間の共同生活で誰とも関わらないわけにはいきません。受講生同士がどのように時間と空間とを共有するのが理想なのかは重要な選択基準です。例えば人付き合いが苦手で、なるべく静かな環境に身を置きたいのであれば、本やDVDが豊富に用意されている合宿所を選ぶと良いでしょう。旅行気分を味わいたい人は、テニスコートやカラオケの利用も可能なところを調べてみてください。

 また、宿泊施設が教習所から近いのか、それとも遠いのかを、きちんと把握しておきましょう。教習所から近ければ時間のロスが少なくてすむため、定刻の起床が苦手な人には合っている一方、受講生同士が顔を合わせる機会もそれだけ多く、ストレスになるかもしれません。友達を作ることも目的の一つなら最適なプランですが、相性の良くない人が近くに泊まっている可能性も考慮する必要があります。逆に遠方のホテルは、教習から解放された後にプライベートな時間を過ごしたい人にお薦めします。遠くて不便だと思われるかもしれませんが、送迎用のバスが料金に組み込まれているプランも多く、その点は心配することもなさそうです。

さて、学生が頭を悩ませる選択基準の一つが教習費用です。料金に大きく反映されるのは宿泊施設なので、お金を工面するのが大変な学生は寮を利用するのもよいでしょう。ホテルのような贅沢気分は味わえないものの、寮母等が在中してくれるところなら女性も安心して利用できます。経済的余裕のある学生はホテル等を選ぶかもしれませんが、ホテルのサービスを予め調べる手間がかかります。

最後に「保証」について述べることにしましょう。万一筆記試験や技能試験等に失敗した場合、教習時間や宿泊日数が増えることになりますが、入学時に保証金を支払えば、それらの費用が加算されずに済みます。自信のない人はぜひ検討してください。