道路交通法の目的は大別して3つあります。一つは、道路における危険を防ぐことです。二つには、交通の安全と円滑を図ることです。三つには、公害を防ぐことです。これらの目的を達成するためには、全ての運転手が同法を遵守しなければなりませんが、法の遵守ばかりが交通社会の健全さを保つわけではありません。皆が譲り合いの精神を育み、他の運転手や歩行者を思いやることが大切です。具体的には、相手に非がある場合でも、必要以上に咎めたりせず、積極的に譲るようにします。また歩行者の動きが変則的であることを見越して、細心の注意を払うようにします。さらに、自分が迷惑を掛けていることに気付くのも重要です。例えば夜間に運転する場合、少なからず騒音や振動を発生させています。騒音や振動は周辺の住民にとってストレスになり得るものですから、なるべく迷惑をかけないように運転することを心掛けます。当然ではありますが、道路にゴミを投げたり、他の車に迷惑を掛けたりするのも禁物です。

 思いやりは平時においても求められるものですが、緊急時には一層期待されます。交通事故や突然の故障で困っている人に出会った時は、自分に出来る範囲で協力してあげましょう。警察や救急に連絡するくらいのことは誰にでも出来るはずです。また救護の経験のある人なら、負傷者に対して応急措置を施しましょう。

 思いやりに加えて、社会人としての責任を果たせるように、自動車保険に加入することも大切です。また、日頃から救急用具を備え付けておくことも求められます。さらに、空いた時間に救護のイメージトレーニングをしたり、医療関係者にアドバイスを貰ったりして、応急手当のスキルを身に付けておくことが大切です。特に旅客運送の運転手はプロとして、万一の際も冷静に振舞えるように訓練しておくことが期待されます。  最近は携帯電話を利用しながら運転する人を見かけますが、ハンズフリーでない限り、大変危険な行為として罰せられることを肝に命じましょう。カーナビゲーションに集中して事故を起こす運転手も増えていますので、注意するようにして下さい。

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